<社会を知る>広報業務の勘違い

広報部の仕事にどんなイメージを持つだろうか? 

・TVのCM企画

・芸能人を呼んだ商品PRイベントの企画

・新商品発表の記者会見 などなど

創造性に溢れ、華やか、前向きな仕事を想像する人が多いのではないだろうか。

就職・キャリア相談に来る学生もそのようなイメージを持っている学生が多いし、私も、そのようなイメージをもっていた。

しかし、それは私の大きな勘違いであるとわかった。

先日、新聞社に勤める友人の声がけで、航空会社、自動車メーカー、電鉄会社、通信会社、証券会社の広報部の方々が集まる会に参加したのだが、皆さんの話しを聞く中で、私がイメージしていたような華やかな仕事を担当するのは、大手企業では「広告宣伝部」で行っているということがわかった。

ものすごく大雑把に言うと、こういうことである。

広報部    :お金をかけずに自社をPR

広告宣伝部     :お金をかけて自社をPR

広報部は情報を発信することで、メディアに取り上げてもらえるように働きかけ、メディア側は提供された情報に価値を感じて、「取り上げたい」と思って始めて社会に流通する。また取り上げられた場合、どのように報道がなされるかは各メディア次第でという(エン転職HPより)

マスコミとの日常的なコミュニケーションが必要とされる、難易度が高い仕事である。

更に、広報部にはもう一つ重要なミッションがある、今はこのミッションがもっとも重要といってよいだろう。

危機管理対応である。

情報漏洩や不祥事などのブランドを毀損させるような緊急事態へどう対応するか、三菱自動車、東芝の事例を見てもわかるように、会社の存亡に関わる仕事といえる。

マスコミからの様々な問合せに瞬時に対応する必要があるため、寝ている時も「抱き枕」ならぬ、「抱き携帯電話」の24時間体制で対応しているという。勿論、残業代はつかない。

その飲み会の最中も、頻繁に電話がかかってきて、私と新聞社の友人以外は、皆、一度は席を外して対応していた。

おちおち酔っ払ってもいられないのである。

東京都知事に立候補した増田 寛也さんは、時事放談(TBSで日曜日早朝に放映)の中で、岩手県知事時代はいつ何時起こるかわからない危機管理対応のため酒を断っていたと言っていた。 酒を絶つ、酔っ払うことができないというのも辛いが、私自信がリスクの塊のような人間なので、危機管理の仕事は絶対にできないと感じた夜であった。 

言うまでもないが、私はその飲み会の日も記憶をなくし、帰巣本能のみで家にたどり着いた。

これも危機管理かもしれない。

投稿者: Yoshitomo-blog

健全なる批判精神を身につけたいと考えブログを書こうと思いたちました。 社会全般、キャリア教育、子育て等を中心に徒然につづりたいと思います いつまで続くかはわかりません。

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