<書籍を知る>『発達障害グレーゾーン』姫野桂

発達障害学生のキャリア・就職支援を担当するものとして、理想と現実の狭間でもがいてる。支援者のネットワークも必要だ。

・「発達障害=すごい才能の持ち主」という安易な認識p19

・発達障害は能力の偏りがあるという事実のみで、それ以上でもそれ以下でもないp20

・世の中にある評価軸って、『仕事ができる』という部分がめちゃめちゃ強い。ほかに何か秀でている部分があっても、評価されにくいp51

・一人ひとりのやりたいことや目指す未来をもっと丁寧に探っていける社会になったら、それはどんなに素敵なことなのだろうp151

<書籍を知る>『サブスクリプション』ティエン・ツォ

来年度の「社会を知る講座」では、IOT、AI、クラウド、シェアリングエコノミー、サブスクリプション、キャッシュレス決済のどれかをテーマに実施したいと思って読んだが、これらキーワードは全て繋がっていることがよく理解できた。ますます何をテーマにして、誰に登壇してもらえば良いかわからなくなった

・テクノロジーの進化・普及であり、「所有」から「利用」へという消費者ニーズの変化であり、若い世代の新しい価値観であるp312

・サブスクリプション・サービスほどワン・トゥ・ワンマーケティングをよりよく実現するp216

<書籍を知る>『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~ 』影山知明

これまでモヤモヤしていて言葉にならなったことが、論理的に語られ、腑に落ちることばかり。昨年一の一冊になった。

・ぼくは資本主義を基本的にいいものだと思っている。ただ、世のすべての経済がグローバル資本主義に一本化されていけばいいかと言うと、ぼくにはそうは思えないp26

・「支援する」ことは「支援されること」p113

・クルミドコーヒーでは「人に仕事をつける」。それぞれの人生から必然性をもって立ち上がってくる動機に機会を与える。P160-161

・カフェとは、水平と垂直の交わる場所p243

<書籍を知る>『誰が日本の労働力を支えるのか?』 寺田知太

2015年12月に野村総研と英オックスフォード大学との共同研究としてリリースされた「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」は衝撃的だったが、その内容について説得力をもって説明されていて勉強になった。

・2極化する人の役割

「目的を決める」「どこに人口知能を用いるかを決める」「人口知能が提示された選択肢に対して意思決定をする」といった、本当のトップの仕事と、人工知能で行うにはコストが合わない、要は人で取り組んだほうがコストがかからない仕事に、人の役割は二極化していくp188

<書籍を知る>『10年後の仕事図鑑』 堀江 貴文,落合 陽一

天才の頭の中を垣間見た。

「好きなことに没頭し、仕事になるまで遊び尽くす」、「好きなことを掛け合わせ、「100万分の1」を目指す」

これができたら良いなぁと思いつつ、自分にはもうできないなぁと思いつつ、子どもにはこうなって欲しいと強く思う。

<書籍を知る>『ザ・プラットフォーム』尾原和敬

様々な業界でいかにプラットフォームとなるかが争われている。論理飛躍するが、プラットフォームが固定化すると社会に断絶と画一性をもたらす恐怖を感じた。

・グーグルが私たちの気付かない間に検索結果をパーソナライズして表示しているとしたら、私たちは新しい情報に触れる機会を失う。イーライ・パリサーは「フィルターに囲まれた世界」というプレゼンをし、「民主主義の危機」を訴えることでたくさんの人の共感を得た。結果として、グーグルはいきすぎたパーソナライズをあらため、機能を相対的に弱めたp125-126

<書籍を知る>『子どもの「書く力」は家庭で伸ばせる』高濱正伸、竹谷和

子供には「書く力」をつけて欲しいが、まずは親が正確な言葉を使わなければならないと痛感。厳しい・・

・正確な書き言葉をためられる環境を確保するための最重要ポイントは、「家庭の言語環境」にあることは間違いないp116

・自問自答の量というのは、ちょっと話しただけでもわかる人にはわかってしまいます。たくさん考えて、たくさん試してみた人というのは、それだけ確かな哲学を持てているということです。それは、社会に出てからも永遠に続く失われることのない財産p197