<書籍を知る>『誰がアパレルを殺すのか』杉原淳一、染原睦

「どんなにいい服を着てもユニクロにしか見えない」と言われるが、洋服は好きだ。業界の現状がよくわかり面白い

以下、抜粋。
・市場規模が3分の2に落ちているのに、市場に出回る商品の数は倍増p19
・適正な価格と価値を示さなければ離れていくp144
・売り場をショールームと位置づけ、インターネットでブランドの世界観を伝えるオンラインSPA、憧れのブランドの洋服を売らずに「貸す」レンタルサービス、思い通りの商品を「オーダーメードする」カスタマイズサービスp187-188

<書籍を知る>『大人のための社会科』 井出栄策他

娘が社会を学び始め、私も社会科を学ぶ。「民主主義」、「信頼」、「多数決」、深く考えてこなかったことに気づかされた。

・多数決に求められる有権者の像とは次のようなものです。ボスはおらず、空気や扇動に流されず、デマ情報に惑わされない。自律して熟慮する個人p79

・「社会問題の個人化」こそが、〈私たち〉の問題を、〈私たち〉のちからで解決する民主主義を困難にしているように思えてなりませんp109

・希望という「ウォームハート」と社会科学という「クールヘッド」を結びつけること、これこそが本書のメッセージp224

<書籍を知る>『銀行員大失職』 岡内幸策

これまで学生に人気だった銀行の実態を知りたく読んだ。銀行員の競争力が無いとは思わないが、それは私自身の競争力が無いからそう思うのだろうか。

・確実に、銀行員の大量失職時代に突入する。そのなかで、AIロボットが高く評価する人材は、おそらく従来のイメージとはかなり異質なものになるだろう。p183

・銀行員は経理や営業は得意。支店長まで務めたら管理者としての能力も高い。融資先では、財務部門で金融機関との間を取り持つ役割を担うーこれらは、ほとんど幻想だ。今や、一般的な銀行員には競争力がなくなっている。p186