<社会を知る>大人の社会科見学④-千歳清掃工場・千歳温水プール-

大人の社会科見学第4弾は、初めての公共機関での見学、清掃工場。東京都23区の清掃工場では定期的に土曜日に工場見学を行っているが、今回は特別版ということで、清掃工場と隣接している千歳温水プール(清掃工場の廃熱を有効活用して運営している)とのセット企画だった。



最初に23区の清掃工場概要を映像で確認した後、清掃現場に。初の試み!工場長の計らいで、ごみバンカに運び込まれたゴミをごみクレーンで細かく砕く現場を見ることができた。これはすごい迫力。ただ、正直匂いはきつい。仕事してる人に感謝。


次に、体験学習用ごみ収集車(マジックミラー収集車・・)でゴミが入るところをリアルに体験。子供たちは大喜び。


次に、千歳温水プールに移動。

普段、ここの温水プールには醜い身体を晒しに行くのだが、今回は普段は入れない場所に入るプレミアム感が良かった。

清掃工場の排熱を活用して、どのように温水にするのか、プールの水の濾過の仕方、実際に塩素を計測など、温水プールの仕組みを学ぶことができた。


お土産に謎のぬいぐるみをもらい(狭い家にまたガラクタが・・失礼)終了。


民間企業の工場見学のように洗練されてはいないが、工場、温水プールの従業員の方々が汗だくで説明してくれたのにものすごく好感がもてた。また、縦割りの行政が協力して企画するのも珍しい。こういう姿勢を見ると、ゴミはちゃんと分別しようと思うし、プールの中で用をたすのはやめようと思う。

そして、粗大ゴミとして出されないように、家庭に社会に貢献しよ。

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<社会を知る>大人の社会科見学②-もの知りしょうゆ館(キッコーマン野田工場)-

<社会を知る>大人の社会科見学③-インスタントラーメン発明記念館-

<社会を知る>『FLOWERS BY NAKED 魅惑の楽園』-バーチャルリアリティの未来-

AQUARIUM BY NAKED -TO THE SEA-に引き続き、東京駅3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」をプロデュースしたクリエーティブカンパニーNAKED incの村松亮太郎が手掛ける体験型イベント、FLOWERS BY NAKED 魅惑の楽園に参加してきた。

夏休み最後の週末だからか、東京ミッドタウンはいつにもまして家族連れが多かった。

8つのステージに分かれているのだが、相変わらず私はVRを理解できなかった。私が芸術への感性がないのは周知の事実なので、致し方ないのかもしれない。


No5 SUNFLOWER :舞台に乗るとひまわりの花が咲き乱れる


No7 LIFE:花に触れるとプロジェクションマッピングによって花から生まれた不思議な鳥が飛び立ったり、魚が泳いだりする

正直な感想としてはVRだけで一つの空間を作るよりも、電通報- ココロを動かす演出論- の対談にもあるように、これまでリアルで積み上げてきたことに付加する形でVRを活用するのが良いのではないかと感じた。

米山:例えば、オペラの世界でも最近はプロジェクションマッピングを使い、登場人物が考えていることを映像で表現したり、シーンごとに場面設定を映像化して見せるようなことをやっています。そういう、必然的なプラスアルファの意味がある場合にこそテクノロジーを使うべきだと、私も思います。

村松:そう。例えばそれも、オペラが積み上げてきたベースの素晴らしさがなくなっちゃって、テクノロジーでやったら何とかなるということなら、全く意味が違うじゃないですか。

今回のNAKED.incの挑戦は、リアルの植物館、水族館では体感できない世界、映像だからこそ可能な世界観を作り出すという点で挑戦的であり、非常に意味深いものである。

私も感性を磨き、この世界観を理解できるようになりたいな。

「感性を磨く前に、品性を磨く方が先だ」・・ 遠くでVRな声が聞こえる。

<関連する記事>

<社会を知る>五感で体感する水族館-バーチャルリアリティの未来-

<関連する書籍>

これからの世界をつくる仲間たちへ
落合 陽一
http://www.amazon.co.jp/dp/4093897646

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VRからもわかるように、コンピューターの進歩は半端ない。筑波大助教、メデイァアアーティストで「現代の魔法使い」を称する著者が未来の世界と未来に必要な力を書いている。ほんと未来はわからん。こわい。

<社会を知る>お坊さんという仕事-和歌山県白浜のお寺にて-

和歌山県白浜 のお寺に行ってきた。3度目の訪問だ。

お寺の住職は小学校からの知り合いで、中学~大学まで同じ部活で共に過ごした腐れ縁だ。私は唯一無二の親友だと思っている。

お盆にも関わらず、彼は仕事の合間をぬって、いつもと変わらない最高のホスピタリティーで迎えてくれた。

そんな彼の働いている姿を傍で見て、お寺は地域コミュニティの核であると実感した。

地域婦人会への会場提供(会場の掃除、必要な備品用意等)、地元海岸での慰霊祭参加、地域住民からの各種相談、地域住民向けの講演会、勉強会開催、などなど地域住民と常にコミュニケーションをとっていて、仕事とプライベートの区別がないような状況だった。

岩手県陸前高田市を訪問した時に、普門寺 (陸前高田市)住職から、東日本大震災時のお寺と地元住民との関係について話しを聞いた時も同じことを感じたが、

地域コミュニティにおいて寺院は単なる宗教施設だけでは無く医療機関、社会福祉施設、教育機関、そして地域の憩いの場といった様々な役割を時代に応じて担ってきた(藤雄好華,地域コミュニティにおける寺院の研究,2014)

のである。

今年、ネット通販大手「アマゾン」がお坊さんの手配サービスお坊さん便を開始したが、私は経済合理性や現状の個人とお寺の関係から考えるとお坊さん便は必要なサービスと思っている。

ただ、彼の働く姿を見ていると、お坊さんは単に法事や葬儀の際に一時的なサービスを提供するだけではなく、その後の精神的ケアも含めた生きる上での拠り所になる存在であり、単純にお坊さん便のサービスと比較するのは間違っていると感じた。

白浜のお寺は、そして彼は、間違いなく地元コミュニティになくてはならない存在だった。

彼は、縁もゆかりもなかった白浜という土地で様々な苦労を重ね、8年の時をえて地元の人に愛される存在になった。

SMAPと同じように、新しい道に進むことを決めた彼、彼ならどこへ行っても愛し愛される存在として生きていくだろう。

余談であるが、私は彼から「人は変われる」ということを学んだ。

学生時代の10年間、ほぼ幽霊部員だった彼が、最高学年(大学4年生)の時に放った輝きは忘れられない。

しかし、身体面では、小学校の時から、体重(約0.1t)は変わらない。

現在、過去最デブ記録更新中、0,13t

<社会を知る>五感で体感する水族館-バーチャルリアリティの未来-

子供のころに家族で何度か行ったことがあるグリンピア三木が、2016年7月にネスタリゾート神戸になって復活した。

義兄が関わった、オープニングイベントAQUARIUM BY NAKED -TO THE SEA-を観に行って来た。


(関連記事)電通報-日本初! 五感で体感するアクアリウム-

五感で体感するアクアリウムということで、全てバーチャルな体験で構成される水族館。東京駅3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」をプロデュースしたクリエーティブカンパニーNAKED incの村松亮太郎が手掛けている。

正直、私は理解するのは難しかった。リアルな水族館の方が楽しいと思ったのが事実だ。

一方で、こういったバーチャル体験の可能性を感じたのも事実だ。身体が不自由で水族館に行けない人は、バーチャルリアリティにより家にいながらにして水族館に行ったような感覚を味わうことができるかもしれない。

今後、日常生活の中にバーチャルリアリティがどんどん入り込んでくるだろう。

私はアナログな人間だ。普通に暮らしていれば最新テクノロジーに触れず、時代から取り残され使えないおじさんになる可能性が多分にある。ゆえに、あえてこういったテクノロジーに触れる機会を持ちたいと強く思った。

東京ミッドタウンで開催されている、FLOWERS BY NAKEDも観に行きたいと思う。

キリスト教の教会も五感で体感する空間であるという指摘は大変興味深い。

電通報- ココロを動かす演出論-

キリスト教の教会も五感を使った空間だと思うのです。キリスト教は、宗教改革以降、ものすごい信者の取り合いというか、マーケティング戦争みたいになりました。音楽を使ったり絵画を使ったりの、まさにキャンペーン状態です。 教会には絵も音楽もあるし、お香も炊きますし、像にさわったりもありますね。まさに五感で体感する空間、布教活動をする空間なんですね

最後に記念撮影。犯罪者の証明写真。

 

<社会を知る>大人の社会科見学③-インスタントラーメン発明記念館-

小学生の頃、社会科見学、工場見学が大好きだった。給食センター、牛乳工場、カバン工場・・教科書で見た機械が目の前で動いているのに単純に感動した。

ここ数年、そんな子供の楽しみだった社会科見学が大人の間で人気だ。

(ここまで定型文)

大人の社会科見学第三弾は、夏休みの帰郷に合わせて実家近くにあるインスタントラーメン発明記念館(大阪府池田市満寿美町8-25)に行ってきた。

大阪府池田市はインスタントラーメン発祥の地、そうチキンラーメンの聖地なんです。

最近、もっぱらマルちゃん製麺を食べてましたが原点回帰です。

まずは、マイカップヌードルファクトリーで世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」を作った。(チキンラーメンじゃないんや)

カップをデザインして、めんをセット、スープ・具材を選択(組み合わせはなんと5460通り!)、ノリを一切使用せずにフタをする技術、ぴったり包装の技術、特許技術のオンパレードを体験できて大興奮。


完成したら、ひよこちゃんと一緒に写真撮影。作ったのは首からぶら下げてる方。

その後はチキンラーメンとカップヌードルの歴史を展示とクイズで学習。すなわち、日清食品、そして創業者の安藤百福さんの歴史を勉強。


「ひらめきは執念から生まれる」

刺さりました。

「執念」、百福さんは敵に回したら怖そう。

気軽に行けて、気軽に楽しめる、まさにインスタントな社会科見学だった。

☆☆☆(星3つ)

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小学生の頃、社会科見学、工場見学が大好きだった。給食センター、牛乳工場、カバン工場・・教科書で見た機械が目の前で動いているのに単純に感動した。

ここ数年、そんな子供の楽しみだった社会科見学が大人の間で人気だ。

ということで、グリコピアー・イーストに続いて大人の社会科見学第二弾!

もの知りしょうゆ館(キッコーマン野田工場) に行ってきた。


最初は工場見学。

醤油作りの方法、これまでの歴史について工場を歩きながらガイドのお兄さんが説明してくれた。土曜日なので工場は動いていなかったけど、映像で動いている様子を見ることができたのでイメージが湧いた。

工場の歴史は、オートーメーション化、自動化、すなわち、雇用削減の歴史だ。

ガイドのお兄さんに聞いたところ、ここ20年で工場勤務の社員数は半分以下になったが、製造量は倍近くに増加したとのことだ。

工場見学での醤油に関する知識習得後は、キッコーマンガールズ指導による、体験醤油作り体験。


しょうゆ、味噌、酢、納豆、かつお節、塩辛、漬物、日本酒、日本には数多の発酵食品があるが、科学的知識もない中でこんなものよく考えたなぁと改めて感心した。カビを入れるんですよ。緑の粉がまってたよ。

参考)ローソン、ゼリー17万個回収 一部商品にカビが混入

最後は、食の欲求も満たしてフィニッシュ。(しょうゆうどん、豚汁(味噌なし)、しょうゆソフト)

知識習得と実体験の組み合わせにより、醤油の作り方が腹に落ち(大豆、小麦、塩水、これにキッコーマン菌を加えて発酵させて作る。 )知識欲が満たされると共に、食欲も満たされた。

グリコピアと違い、もともとあった工場をうまく有効利用し見学できるようにしているのも好感がもて、大変満足感の高い工場見学だった。

☆☆☆☆☆(星5つ)


ほんとの最後に、醤油の食べ(なめ)比べをしたが、味の違いはなんとなくわかるが、食事によってどう使い分けるか全くわからない。
繊細な舌を持つ日本人向けの多品種戦略はうまくいっているのだろうか。。イギリスでは絶対にうまくいかないだろうな・・

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<社会を知る> 食に関するおしごと-フードコンベンションに参加して-

近年の冷凍食品の多様さと美味しさ、コンビニスイーツのクオリティーの高さには驚きを隠しえないが、この仕掛けの裏側に食品卸売業が関わっていた!

日本アクセス様のご厚意でさいたまスーパーアリーナで開催された「展示会~フードコンベンション」 を見学させていただいた。
この展示会は食品メーカーと小売業・外食産業のためのマッチングイベントなので、本来であれば私が参加するような会ではないが、「学生に食品商社のビジネスがどのようなものかを正確に伝えて欲しい」という日本アクセス様の想いから見学させていただいた。

正直、食品卸売業である日本アクセスの仕事をよくわからずに参加したのだが、目から鱗と言うか、見学を終えた頃には「この会社で働いてみたい!チョキと、言い方は悪いが、まんまと術中にはまってしまった・・

食品卸売業の仕事と言えば、メーカーから商品を仕入れ、小売業・外食産業などに対して販売・流通させることだとイメージしていたが、日本アクセスは“「卸売」の枠を超えた「卸」企業”になると宣言しているように、コア事業としての「卸」に軸足を置きながら様々な取組みをしている。

見学をして印象に残ったのが、食品卸売業のメーカー、そして、広告代理店としての側面である。

メーカーとしての役割
自主企画・開発ブランドを“アクセスブランド”として自ら製造(OME)、販売しているということである。卸売業として、お客様と競合するような商品を製造・販売していいのか?と思ったが、そこは自社の強みである加工技術を活かした、乾麺・乾物カテゴリーでニッチな市場を狙っているので問題ないということであった。実際に乾麺を試食したが、かなり美味しい。お昼を抜いて参加した甲斐があった。
また、メーカーとの共同による商品開発にとどまらず、居酒屋、中食(デリカ)事業者とも新商品開発でコラボレーションし様々な商品を市場に投入している。

※日本アクセスHPより

広告代理店としての役割
20代〜40代の主婦をターゲットとした生活情報誌「Mart」とコラボして、「Mart新商品グランプリ」を開催している。各メーカー一押しの新商品約80品を試食し、ランキングをつけ、そのランキング結果をMart本誌で取り上げる企画を実施していた。過去に爆発的ブームを引き起こした「食べるラー油」などは、この企画から生まれたということだ。

※日本アクセスHPより
川上から川下まで、食に関わるあらゆる領域に業務を広げていく、食品卸売というよりも、食品商社と呼ぶのがふさわしい。

いずれは冷凍食品の販促戦略としてポケモンgoのような位置ゲー(全く関係ない領域)にも進出するのではないか、そんな勢いである。

商社の事業意欲恐るべし。

・食品商社の幅広い仕事内容理解に脳の許容量はいっぱい
・試食の食べ過ぎでお腹いっぱい
・各ブースで接客している美人女性の対応に心はいっぱいいっぱい

満足感でいっぱいになった、フードコンベンションだった。

社会は知らないことばかり、だから面白い。