<社会を知る>大人の社会科見学②-もの知りしょうゆ館(キッコーマン野田工場)-

小学生の頃、社会科見学、工場見学が大好きだった。給食センター、牛乳工場、カバン工場・・教科書で見た機械が目の前で動いているのに単純に感動した。

ここ数年、そんな子供の楽しみだった社会科見学が大人の間で人気だ。

ということで、グリコピアー・イーストに続いて大人の社会科見学第二弾!

もの知りしょうゆ館(キッコーマン野田工場) に行ってきた。


最初は工場見学。

醤油作りの方法、これまでの歴史について工場を歩きながらガイドのお兄さんが説明してくれた。土曜日なので工場は動いていなかったけど、映像で動いている様子を見ることができたのでイメージが湧いた。

工場の歴史は、オートーメーション化、自動化、すなわち、雇用削減の歴史だ。

ガイドのお兄さんに聞いたところ、ここ20年で工場勤務の社員数は半分以下になったが、製造量は倍近くに増加したとのことだ。

工場見学での醤油に関する知識習得後は、キッコーマンガールズ指導による、体験醤油作り体験。


しょうゆ、味噌、酢、納豆、かつお節、塩辛、漬物、日本酒、日本には数多の発酵食品があるが、科学的知識もない中でこんなものよく考えたなぁと改めて感心した。カビを入れるんですよ。緑の粉がまってたよ。

参考)ローソン、ゼリー17万個回収 一部商品にカビが混入

最後は、食の欲求も満たしてフィニッシュ。(しょうゆうどん、豚汁(味噌なし)、しょうゆソフト)

知識習得と実体験の組み合わせにより、醤油の作り方が腹に落ち(大豆、小麦、塩水、これにキッコーマン菌を加えて発酵させて作る。 )知識欲が満たされると共に、食欲も満たされた。

グリコピアと違い、もともとあった工場をうまく有効利用し見学できるようにしているのも好感がもて、大変満足感の高い工場見学だった。

☆☆☆☆☆(星5つ)


ほんとの最後に、醤油の食べ(なめ)比べをしたが、味の違いはなんとなくわかるが、食事によってどう使い分けるか全くわからない。
繊細な舌を持つ日本人向けの多品種戦略はうまくいっているのだろうか。。イギリスでは絶対にうまくいかないだろうな・・

<関連する記事>

<社会を知る>大人の社会科見学①-グリコピア・イースト-

<社会を知る> 食に関するおしごと-フードコンベンションに参加して-

近年の冷凍食品の多様さと美味しさ、コンビニスイーツのクオリティーの高さには驚きを隠しえないが、この仕掛けの裏側に食品卸売業が関わっていた!

日本アクセス様のご厚意でさいたまスーパーアリーナで開催された「展示会~フードコンベンション」 を見学させていただいた。
この展示会は食品メーカーと小売業・外食産業のためのマッチングイベントなので、本来であれば私が参加するような会ではないが、「学生に食品商社のビジネスがどのようなものかを正確に伝えて欲しい」という日本アクセス様の想いから見学させていただいた。

正直、食品卸売業である日本アクセスの仕事をよくわからずに参加したのだが、目から鱗と言うか、見学を終えた頃には「この会社で働いてみたい!チョキと、言い方は悪いが、まんまと術中にはまってしまった・・

食品卸売業の仕事と言えば、メーカーから商品を仕入れ、小売業・外食産業などに対して販売・流通させることだとイメージしていたが、日本アクセスは“「卸売」の枠を超えた「卸」企業”になると宣言しているように、コア事業としての「卸」に軸足を置きながら様々な取組みをしている。

見学をして印象に残ったのが、食品卸売業のメーカー、そして、広告代理店としての側面である。

メーカーとしての役割
自主企画・開発ブランドを“アクセスブランド”として自ら製造(OME)、販売しているということである。卸売業として、お客様と競合するような商品を製造・販売していいのか?と思ったが、そこは自社の強みである加工技術を活かした、乾麺・乾物カテゴリーでニッチな市場を狙っているので問題ないということであった。実際に乾麺を試食したが、かなり美味しい。お昼を抜いて参加した甲斐があった。
また、メーカーとの共同による商品開発にとどまらず、居酒屋、中食(デリカ)事業者とも新商品開発でコラボレーションし様々な商品を市場に投入している。

※日本アクセスHPより

広告代理店としての役割
20代〜40代の主婦をターゲットとした生活情報誌「Mart」とコラボして、「Mart新商品グランプリ」を開催している。各メーカー一押しの新商品約80品を試食し、ランキングをつけ、そのランキング結果をMart本誌で取り上げる企画を実施していた。過去に爆発的ブームを引き起こした「食べるラー油」などは、この企画から生まれたということだ。

※日本アクセスHPより
川上から川下まで、食に関わるあらゆる領域に業務を広げていく、食品卸売というよりも、食品商社と呼ぶのがふさわしい。

いずれは冷凍食品の販促戦略としてポケモンgoのような位置ゲー(全く関係ない領域)にも進出するのではないか、そんな勢いである。

商社の事業意欲恐るべし。

・食品商社の幅広い仕事内容理解に脳の許容量はいっぱい
・試食の食べ過ぎでお腹いっぱい
・各ブースで接客している美人女性の対応に心はいっぱいいっぱい

満足感でいっぱいになった、フードコンベンションだった。

社会は知らないことばかり、だから面白い。

<社会を知る>広報業務の勘違い

広報部の仕事にどんなイメージを持つだろうか? 

・TVのCM企画

・芸能人を呼んだ商品PRイベントの企画

・新商品発表の記者会見 などなど

創造性に溢れ、華やか、前向きな仕事を想像する人が多いのではないだろうか。

就職・キャリア相談に来る学生もそのようなイメージを持っている学生が多いし、私も、そのようなイメージをもっていた。

しかし、それは私の大きな勘違いであるとわかった。

先日、新聞社に勤める友人の声がけで、航空会社、自動車メーカー、電鉄会社、通信会社、証券会社の広報部の方々が集まる会に参加したのだが、皆さんの話しを聞く中で、私がイメージしていたような華やかな仕事を担当するのは、大手企業では「広告宣伝部」で行っているということがわかった。

ものすごく大雑把に言うと、こういうことである。

広報部    :お金をかけずに自社をPR

広告宣伝部     :お金をかけて自社をPR

広報部は情報を発信することで、メディアに取り上げてもらえるように働きかけ、メディア側は提供された情報に価値を感じて、「取り上げたい」と思って始めて社会に流通する。また取り上げられた場合、どのように報道がなされるかは各メディア次第でという(エン転職HPより)

マスコミとの日常的なコミュニケーションが必要とされる、難易度が高い仕事である。

更に、広報部にはもう一つ重要なミッションがある、今はこのミッションがもっとも重要といってよいだろう。

危機管理対応である。

情報漏洩や不祥事などのブランドを毀損させるような緊急事態へどう対応するか、三菱自動車、東芝の事例を見てもわかるように、会社の存亡に関わる仕事といえる。

マスコミからの様々な問合せに瞬時に対応する必要があるため、寝ている時も「抱き枕」ならぬ、「抱き携帯電話」の24時間体制で対応しているという。勿論、残業代はつかない。

その飲み会の最中も、頻繁に電話がかかってきて、私と新聞社の友人以外は、皆、一度は席を外して対応していた。

おちおち酔っ払ってもいられないのである。

東京都知事に立候補した増田 寛也さんは、時事放談(TBSで日曜日早朝に放映)の中で、岩手県知事時代はいつ何時起こるかわからない危機管理対応のため酒を断っていたと言っていた。 酒を絶つ、酔っ払うことができないというのも辛いが、私自信がリスクの塊のような人間なので、危機管理の仕事は絶対にできないと感じた夜であった。 

言うまでもないが、私はその飲み会の日も記憶をなくし、帰巣本能のみで家にたどり着いた。

これも危機管理かもしれない。

<教育を知る>「アクティブ トランジション」出版記念イベントに参加しました

「アクティブ トランジション」出版記念イベント」に参加しました。

アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ/三省堂
¥3,456
Amazon.co.jp

本書は、立教大学経営学部 助教 舘野 泰一先生 の著書で、教育期間を終え、企業・組織で働きはじめようとする人々が「働きはじめる前に行っておきたいウオーミングアップ」を論じた本で、3つのワークショップ実践の紹介と研究論文の2つから構成され、「実践」と「調査研究」を融合したキメラのような書籍となっています(プロローグより)

8年間、研究支援部署で大学の研究を社会に繋げる仕事をして、6月からキャリア支援部署で学生のキャリア支援・就職支援に関わる身としては読まずにはおられない内容です。

「この本は僕のために作られたに違いない」

得意の勘違いで、amazonで発売前に予約するだけでは飽き足らず、館野先生にお願いしてワークショップにも参加させていただきました。(厳選なる抽選の結果、参加が決まりました) 

イベントでは、書籍で紹介されている3つのワークショップの中の1つ、「カード de トーク -いるかも!?こんな社会人」を、お酒たしなみながら体験しました。

このワークショップは、就職活動を終えた学生に、改めて自分自身の仕事観を意識してもらうことが目的となっています。

ワークショップの内容については他の参加者の方々も書いておられるので、ここで詳細は記載しませんが、ワークショップは大いに盛り上がりました。(お酒の力も5%くらいはある)

ワークショップの内容、方法、効果等、是非、書籍を購入して読んでみてください!(売上貢献)


ここでは、ワークショップに参加して感じたことを2つ書きたいと思います。

➀大学のキャリア支援の本質とは何か

就職活動を終えた学生に何かしらのプログラムを提供するという発想が晴天の霹靂でした。

内定者によるピアサポート等、結果的に就職活動を終えた学生のプログラムになるものはありますが、内定者だけをターゲットにしたプログラムを行うという発想はありませんでした。

「就職支援ではなくキャリア支援をするんだ」

とは思ってましたが、キャリア支援も就職を円滑に行うための支援という発想から抜け出せていませんでした。

「就職という”点”ではなく、仕事と人生という”線”を支援していきます」(https://www.rikkyo.ac.jp/support/career/より)

学生にとって就職活動は大事ですが、社会に出てからの長い人生をどう生きるかの方が重要なのは言うまでもないです。

また、新しいことを始める時に、客観的なエビデンスが求められる大学にあっては、論文によって得られたデータを根拠に作られたワークショップは実現に繋げやすいと思いました。

②研究と教育の接続

大学の社会貢献が求められる中、大学の研究成果を企業・地域に還元するために、共同研究、受託研究、地域連携等を行うことは重要なことですが、大学であれば、研究成果を教育に活かすことがまず第一にあるべきだと思っていました。

しかしながら、大学の諸所事情により、教員の専門・研究内容と、授業の内容が必ずしも一致しないことが多くあるのが現状です。

このワークショップは、研究内容そのものを学生に伝えるわけではありませんが、調査研究によって得られた研究成果をワークショップという形に変えて、学生へ提供しているという面で、研究と教育の接続がなされていると言えます。

これは立教大学で行われている館野先生の授業ちも言えることで、館野先生の授業は研究成果をもとに毎年度、毎学期、毎授業、何かしらの改革がなされて全く同じ授業が行われることはないといいます。(高校生のみなさん、こんな素晴らしい授業が受けれる立教大学に是非お越しください。募集に貢献)

これが、まさに大学が専門学校ではなく、高等教育機関として存在する意味だと思います(決して、大学が良くて専門学校が悪いということではなく、それぞれの役割があるということ)

学びの多い、楽しい時間を過ごせたことに感謝しています。

僕もこの学びを仕事に繋げていければいいな。

人生は続いていく・・明日も仕事は続いていく・・

<社会を知る>大人の社会科見学①-グリコピア・イースト-

小学生の頃、社会科見学、工場見学が大好きだった。給食センター、牛乳工場、カバン工場・・教科書で見た機械が目の前で動いているのに単純に感動した。

ここ数年、そんな子供の楽しみだった社会科見学が大人の間で人気だ。

仕事を口実にこの流れに乗っかるしかない!

ということで、グリコピアー・イースト(〒364-0013 埼玉県北本市中丸9丁目55番地)に行ってきた。

グリコピアとは(HP抜粋)

工場見学はもちろんのこと、楽しみながらお菓子の世界を見る・知る・学べる「わくわくファクトリー」

工場は見学をすることが前提で作られている工場なので、導線も案内も完璧で非常に満足度の高い見学となった。

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工場見学(glicoHPより)

クイズは超本気で挑んだのだが、0.1秒差で第2位となり賞品をもらえなかったのだけは心残りだ。オリンピックとは違い、1位にしか意味がないのです。

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クイズチャレンジツアー(glicoHPより)

最後は、オリジナルポッキー作り

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ジャイアントポッキー作り(glicoHPより)

工場見学、お菓子作り、そしてお土産まで思う存分、楽しんだ1日となった。

☆☆☆☆(星4つ)

<社会を知る>一軒家貸切写真館

 

今日、娘が3歳の7・5・3の頃から毎年撮影している、プレシュスタジオ(世田谷本店)で、娘7歳、息子3歳の7・5・3の写真撮影に行ってきた。

プレシュスタジオHP

http://www.precieux-studio.com/

最近一軒家貸切型子供写真館は、すごく増えてきているが、プレシュスタジオはそのパイオニアともいえる存在で、

「幼児教育(Science)」 × 「写真(Technic)」 × 「ホスピタリティー(Mind)」

という独特の切り口で、他の写真館とは異なる存在感を誇っている。

個人的には、撮影の際に、社長の事業にかける想い、今後の事業戦略を聞けるのが楽しみの一つだ。

何より、プレシュスタジオでの撮影をするのを子供たちが本当に楽しんでいて、それを見るのがなんとも至福の時間である。(嫁も機嫌がよくなるので尚更よし)

「お父さん臭いから近づかないで」

娘にそうい言われるまで、

「大切で二度と戻れない瞬間を切り取りとる」

毎年、私の都合のよい記憶だけを切り取った、記録を残していきたいと思う。

 

<社会を知る>お土産の価値

旅行、出張に行く度に、自宅、職場、実家、近所 etc などにお土産を買うわけだが、お土産は本当に必要なのだろうか?といつも疑問に思う。

大抵は、その土地で有名なお菓子を買うが、東京だと美味しいお菓子は他にもたくさんあるので買う意味はないと思う。

京都の亜砂利餅、北海道限定ジャガリコ、仙台の萩の月、石垣島ペンギン食堂のらー油など、待ち遠しい物もあるが、それらも大概はネットで注文できる。

改めて土産の価値とは何なのだろう?

『温泉をよむ』,日本温泉文化研究会,2011にこんな記述がある。

 

土産とはその文字が示すごとく、元来その土地で生産されたもの、すなわち土地のものを材料とし、その土地の人びとによって作られたものである。したがって土産品には、それを生み出す地理的な環境や製造技術、あるいはそれを支えた地域の歴史的・社会的背景などさまざまな事柄が内在している。

 

最近のお土産は、売っている場所とは違う場所で生産され、その地の名前だけが機械的につけられ、どこででも手に入るものが多い、made in Chinaなんてざらだ。

僕が考えるお土産の価値は以下と考える。

<渡す側の価値>

観光地に行ったという証が欲しいだけ、リア充をアピールするための自己満足

<受取る側の価値>

大事にされている、気にかけてもらっているという証

 

それだけでお土産には価値があるのかもしれない。

次の出張でも、家族、職場の反感が怖く、土産を購入するだろうね。一番安いのにしよう。

【参考】

・日本の観光土産市場は、2兆5000億円(観光物産総合研究所調べ)ということであるが、今後の動向が気になる。

・地域際発見プロジェクトということで、地域の隠れた名品を東京(上野)で販売するという店も人気を呼んでいる。先日、おもわず1万円分買ってしまった。

■のもの

http://www.jreast.co.jp/nomono/index.html