<社会を知る>「大企業で働くこと-大企業で奮闘する若手社​員に聞く-(One JAPAN×立教大学)」見学レポート

キャリアセンターが主催するグローバル企業勉強会のスピンオフとして、学生サポーターの横川さん(立教大学文学部史学科所属・NTT東日本内定)が

「大企業で働くこと-大企業で奮闘する若手社員に聞く-(One JAPAN × 立教大学)」

を企画・実施したので、レポートします(私は単なる参加者)

今回コラボしたOne JAPANは、大企業の有志団体で構成されるプラットフォームで様々な活動を行っていて、今回は大学生との初コラボ企画ということでした。

One JAPAN
http://onejapan.jp/

最初に、企画者の横川さんから

「大企業に入ることが目的ではなく、大企業で何をするかという視点を皆さんにもって欲しいと思いこの会を企画しました。大企業で働く社会人の方から、具体的な仕事内容、業界動向、就職活動の進め方について小グループで話しを聞く貴重な機会なので、積極的に質問するようにしてください」


というメッセージの後、本日のスケジュール説明がありました。

<スケジュール>
◆10:35~ One JAPANメンバー自己紹介
◆10:50~ One JAPANメンバーのプレゼン
◆11:05~ 懇談会15分×3回
◆11:50~   本日の振返り
◆12:00~  自由懇談

One JAPANメンバー自己紹介
NHK、NTT東日本、三越伊勢丹ホールディングス、テルモ、DENSO、日本郵便から10名の社会人に参加していただきました。

組織人としてではなく、個人参加の良さが自己紹介に出ていました。

「私は就職活動負け組だったので参考にしないでください!」

「最近会社が世間を騒がせていますが、私個人は一切関係ありません」

「私が今所属している会社は、滑り止めでした」

メンバーが連れてきたお子さん(1歳)も良いタイミングで「パパー」と叫び、緊張していた学生も一気にリラックスモードに変わりました。


自己紹介の後は、One JAPAN副代表の山本さんがOne JAPANの取組みについて、砕けつつも真面目にプレゼン。(前日のグロービスでのプレゼンを引きずり、熱く真面目になり過ぎたとは本人の弁)


懇談会
本日のメインイベントの懇談会です。

15分×3本の真剣勝負!

学生からの真剣な質問に、熱意をもって応える社会人。懇談会は白熱して、とても15分では終わりません。


しかしながら、運営している横川さんは無常にも終了のゴングを鳴らし、次のラウンドへ。

最終ラウンドは、学生が好きな社会人を選んで話しを聞きに行くネルトン方式(古い)。

社会人の皆さんは、自分のところに来なかったらどうしようという不安もあったと思いますが、不安をよそに、特定の社会人に偏ることなく学生は均等に別れたので一安心。学生の気遣い?に感謝。

振返り
最後のセッションは振返り。話しを聞くだけでなく、何を聞いたか、何を学んだかしっかりと振返り、自分の中で落とし込むことが重要・・

とはわかっていますが、学生も聞きたいことが多すぎて懇談会は止まらない

タイムマネジメントの鬼 横川さんも、懇談会からそのままの流れで振返りに突入せざるをえない状況。学生の皆さん、しっかり家で振返りましょう。

本日の振返りの時点で時間をオーバーしていましたが、その後も自由懇談が続き予定よりも30分おして終了しました。


3連休の初日にも関わらず参加してくださった社会人の皆さん、本当にありがとうございました。

One JAPANとして、今後は大学1,2年生向けに、仕事や人生について考える機会を創っていきたいと伺っていますので、また新たなコラボが実現すればうれしいです。



One JAPAN副代表 山本さんからのメッセージ
今日は学生と話しをして、しっかりと自分に向き合っているなと思う反面、就職活動が本格化しているということもあり、視点が狭くなっているなぁと感じました。就職がゴールではないので、自分がやりたいことのために、会社を利用するくらいの気持ちで就職活動を楽しんでください。

参加した学生の声
・目の前の就職活動に追われて焦るあまり、本当に自分がやりたいことを忘れていたので、もう一度、本当に何がやりたいかを考えたい

・自分の行きたい企業の話しを聞くことができ大変勉強になった

・皆さんのような、”かっこいい社会人”になりたいと思った

<教育を知る>「アクティブ トランジション」出版記念イベントに参加しました

「アクティブ トランジション」出版記念イベント」に参加しました。

アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ/三省堂
¥3,456
Amazon.co.jp

本書は、立教大学経営学部 助教 舘野 泰一先生 の著書で、教育期間を終え、企業・組織で働きはじめようとする人々が「働きはじめる前に行っておきたいウオーミングアップ」を論じた本で、3つのワークショップ実践の紹介と研究論文の2つから構成され、「実践」と「調査研究」を融合したキメラのような書籍となっています(プロローグより)

8年間、研究支援部署で大学の研究を社会に繋げる仕事をして、6月からキャリア支援部署で学生のキャリア支援・就職支援に関わる身としては読まずにはおられない内容です。

「この本は僕のために作られたに違いない」

得意の勘違いで、amazonで発売前に予約するだけでは飽き足らず、館野先生にお願いしてワークショップにも参加させていただきました。(厳選なる抽選の結果、参加が決まりました) 

イベントでは、書籍で紹介されている3つのワークショップの中の1つ、「カード de トーク -いるかも!?こんな社会人」を、お酒たしなみながら体験しました。

このワークショップは、就職活動を終えた学生に、改めて自分自身の仕事観を意識してもらうことが目的となっています。

ワークショップの内容については他の参加者の方々も書いておられるので、ここで詳細は記載しませんが、ワークショップは大いに盛り上がりました。(お酒の力も5%くらいはある)

ワークショップの内容、方法、効果等、是非、書籍を購入して読んでみてください!(売上貢献)


ここでは、ワークショップに参加して感じたことを2つ書きたいと思います。

➀大学のキャリア支援の本質とは何か

就職活動を終えた学生に何かしらのプログラムを提供するという発想が晴天の霹靂でした。

内定者によるピアサポート等、結果的に就職活動を終えた学生のプログラムになるものはありますが、内定者だけをターゲットにしたプログラムを行うという発想はありませんでした。

「就職支援ではなくキャリア支援をするんだ」

とは思ってましたが、キャリア支援も就職を円滑に行うための支援という発想から抜け出せていませんでした。

「就職という”点”ではなく、仕事と人生という”線”を支援していきます」(https://www.rikkyo.ac.jp/support/career/より)

学生にとって就職活動は大事ですが、社会に出てからの長い人生をどう生きるかの方が重要なのは言うまでもないです。

また、新しいことを始める時に、客観的なエビデンスが求められる大学にあっては、論文によって得られたデータを根拠に作られたワークショップは実現に繋げやすいと思いました。

②研究と教育の接続

大学の社会貢献が求められる中、大学の研究成果を企業・地域に還元するために、共同研究、受託研究、地域連携等を行うことは重要なことですが、大学であれば、研究成果を教育に活かすことがまず第一にあるべきだと思っていました。

しかしながら、大学の諸所事情により、教員の専門・研究内容と、授業の内容が必ずしも一致しないことが多くあるのが現状です。

このワークショップは、研究内容そのものを学生に伝えるわけではありませんが、調査研究によって得られた研究成果をワークショップという形に変えて、学生へ提供しているという面で、研究と教育の接続がなされていると言えます。

これは立教大学で行われている館野先生の授業ちも言えることで、館野先生の授業は研究成果をもとに毎年度、毎学期、毎授業、何かしらの改革がなされて全く同じ授業が行われることはないといいます。(高校生のみなさん、こんな素晴らしい授業が受けれる立教大学に是非お越しください。募集に貢献)

これが、まさに大学が専門学校ではなく、高等教育機関として存在する意味だと思います(決して、大学が良くて専門学校が悪いということではなく、それぞれの役割があるということ)

学びの多い、楽しい時間を過ごせたことに感謝しています。

僕もこの学びを仕事に繋げていければいいな。

人生は続いていく・・明日も仕事は続いていく・・