<教育を知る>こども哲学入門講座・実践講座に参加しました

こども哲学って知ってますか?

「哲学」と言うと難しそうな、「こども」とつくと簡単そうな・・・どっちやねん。

ということで、2016年7月31日(日)こども哲学おとな哲学アーダコーダ(代表:川辺洋平)が主催するこども哲学入門講座・実践講座に参加しました。

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午前中はこども哲学の歴史や理論を学び、午後は実際に哲学対話を実践する中でファシリテーターも体験する、という丸一日の長丁場でした。

今更ですがそもそも、こども哲学とは何かというと、アーダコーダの解釈は以下。

■こども哲学

哲学の問い=正解のない問い(正解がひとつとは限らない疑問)についてグループで考える哲学対話をこどもたちが実践する

■こども哲学の目的

参加したこどもたちが、一つの「問い」をめぐって考えたこと・感じたことを述べ合い、聞きあうことで、考えを深め、お互いを理解できるようになること。そのための技術と、姿勢を身につけること

私なんかは、こども哲学は2020年度に開始する、大学入試改革(新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について,中央教育審議会,2014)を見据えて「思考力・判断力・表現力や、主体性など」を養うために使える教育だなぁ、と計算高く考えてしまうけど、そういった大人の事情というよりも、アーダコーダでは、もう少し高尚な目的をもって行われています。

こども哲学は、単に現代の産業社会に求められているから、思考力や対話する力を育てるわけではありません。哲学対話は、人間として意義ある人生を生き、よき社会を構築していくための教育なのです。無批判に権威や他者に追随することをせず、自分で自分の人生の価値を見つけ、自分で判断し行動するためには哲学が必要です。それを子供の時からやるべきなのです(「こども哲学」で対話力と思考力を育てる」,河野哲也,p8)

講座の参加者も、会社員、小学校教員、ライター、高校教員、プレーパーク指導員、市役所勤務等、様々な職種の人たちがいて、皆さん、自分の子供、地域の子供、学校の子供たちに何かしらの形で考える場を提供したいという想いをもって参加しておられました。

哲学対話のファシリテーターをした率直な感想としては、

「難しい、いや、かなり難しい」

ということです。

「仕事とは」、「普通とは何か」という2つのセッションを行ったけど、答えを誘導してしまったり、自分で何を言っているのかわからなくなったり・・全然ダメ。

でも、なんとか修了書はもらえたので・・

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早速ですが、8月に、娘が通う芦花小学校に、立教大学教授の河野哲也先生と大学院生を講師に迎えて、サマーワークショップの1講座として実施してみます。